【生物】素数年の周期で大量発生するセミがいる

17年ゼミ、13年ゼミは、素数ゼミと呼ばれ、それぞれ17年に1回、13年に1回の周期で大量発生する。いずれの周期も素数である。

 

素数年の周期で大量発生するのは、数年周期のサイクルで発生する捕食者や寄生虫と同時に発生する可能性を減少させるためであると考えられている。

 

最小公倍数が小さい周期のセミが、他の周期のセミと交雑した結果、子孫の周期が同種のセミの周期とずれて交配に失敗し次第に淘汰され、最小公倍数が大きい17年ゼミや13年ゼミが生き残ったと説明する考え方もある。